ぽえむ

16時31分 青い箱載せた台車を新宿のごった返した人混みかき分けて進む2018年末クリスマス 

台車に乗せたのはあの子の夢か希望かそれともやっぱり諦めて捨てるしかない実に不衛生な現実か

わかりきった答えを可能性っていうガラクタで濁すんだ じゃなきゃ 淀んだ新宿の空気は少し息苦しくて

排気ガスとタバコの煙と誰かの喧騒で出来上がったこの街を今日も足の裏で踏んづけて噛

み締めて味わって進むんだ

間違ってない それで良いんだよ 君は君の ままでいい ままがいい

凍てつくざわつく都会の空気も慣れてしまえば深呼吸 ただ吐き出す息がため息に変わらぬように

新宿の空は今日も鉛色で晴れるでも雨降らすでもなくまるでどっちつかずの僕のようにどんより街を眺めている

あの雲間から差し込むのは光の粒かはたまた中途半端な僕を慰める無条件に優しい雨か

どっちにしたって一緒だよ あの子がいなければ青空でも 涙空でも おんなじ空の下だ

間違ってない それで良いんだよ 僕も僕の ままでいい ままがいい

16時31分 今日も青い箱載せた台車を新宿のごった返した人混みかき分けて進む2019年末クリスマス

台車に乗せたのは僕を信じてくれてたあの子の夢か希望かそれともやっぱり諦めて捨てるしかない実に不衛生な現実か

わかりきった答えを可能性っていうガラクタで濁すんだ その魔法を教えてくれたのもあの子だったよ

間も無く魔法が切れた頃 ようやく差し込んできた雲間からの光の粒とあの子の「さよなら」

僕の声が 過ぎた日々が いつか君の 手にする幸せに 

花を添えれる その日が来るまで 僕は僕の ままでいるよ もう少し

16時31分 相変わらず青い箱乗せた台車を新宿のごった返した人混みかき分けて進む2019年末クリスマス

台車に乗せたのはあの子の夢と希望だったんだ さもなくばもう迷わず疑わず台車を押し進めるんだ

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